本日は997より90%以上に新たな設計が施されフルモデルチェンジした
991について、
弊社在庫車【14y 911 Carrera PDK RHD】に該当する改良された点をご紹介致します。
こちらは、走行1,500kmの新車同様です。蕨ショールーム内に展示中です!
・新開発の3.4リッターエンジン・ダウンサイジングとなる3.4リッター水平対向6気筒エンジンが搭載され、
排気量を少なくする一方で、より大きな出力やトルクを生み出す事に成功しています。
同時に燃料消費量とCO2排出量は先代モデルと比べて16%低減されています。
最高出力350ps/7.400rpm、最大トルク390N-m/5.600rpm。
MT車、0-100km/h加速タイム4.8秒、最高速度は289km/h。
PDK車、0-100km/h加速タイム4.6秒、最高速度は287km/h。
・高効率なテクノロジーを採用・冷間始動時にエンジンとトランスミッションを素早く作動温度に到達させる
サーマル・マネージメントシステムの採用により、燃焼効率と潤滑性能が向上し
燃料消費量が低減。
エネルギー回生システムの採用により燃費の向上に貢献。
また、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)の
さらなる高効率化を実現しています。
・最大60kgの軽量化・ボディシェルには極めて薄く、かつ高い強度を誇るシートスチールを使用。
ルーフ、アンダーボディー、フロントエンド、フロントフード、ドア、リアフェンダー
エンジンコンパートメントリッドには、アルミニウムとマグネシウムを広範囲に使用。
コックピットおよびセンターコンソールの補強材、カブリオレモデルに備わる
コンバーチブルトップのエレメントに用いられる素材は、極めて軽量なマグネシウムです。
・ホイールベースの延長とトレッドの拡大・997に比べ100mmホイールベースが延長され、走行安定性とコーナリング性能が向上。
フロントとリアのオーバーハングが短縮され、より研ぎ澄まされた印象をもたらします。
またスポーツ感覚みなぎるエクステリアをひと際強調しているのが、いちだんと低い位置に
描かれたルーフラインと、よりワイドに設定されたフロントのトレッドです。
先代モデルと比べ46mmトレッドは拡大されています。
・ホイールの大径化・カレラ/カレラS共に1インチ大径化され、存在感をいちだんと強調しています。
997カレラ:F/8J×18 ET57 235/40ZR18
R/10.5J×18 ET60 265/40ZR18
↓
991カレラ:F/8.5J×19 ET54 235/40ZR19
R/11J×19 ET69 285/35ZR19
・ドアミラーの変更・ドアパネルに直接装備されるようになり、いっそうダイナミックかつスムーズな
走りの実現に貢献します。またオプションにて、電動ミラーを初めて911で設定し
同時に備わるカーテシーライトは、乗降時にドア周辺を照らします。
・オートスタート/ストップ機能・いわゆるアイドリングストップ機能が備わり、燃料消費量をいちだんと低減させます。
MT車では、ギアをニュートラルに入れてクラッチから足を離すとエンジンが自動的に停止。
クラッチペダルを踏むか、ブレーキペダルから足を離すとエンジンが再び始動します。
バッテリー電圧の低下、外気温が高い場合、またはスポーツモードが選択されている状態など
特定の条件ではオートスタート/ストップ機能は自動的に解除されます。
またセンターコンソールのスイッチを操作にて機能を解除することもできます。
・コースティング・例えば走行速度を100km/hから80km/hへ落とす場合、
アクセルペダルから足を離すとPDKは自動的にギアを切り離し、車はニュートラルの状態で
走行します。そしてドライバーがアクセルペダルまたはブレーキペダルを踏むと、
PDKは適切なギアをスムーズかつ瞬時に連結します。
緩やかな下り坂でも一定の走行速度を維持したコースティング状態で走ることが可能で、
燃料消費量の低減に貢献します。
・スポーツモード・標準装備となったスポーツモードは、スイッチを押すとスロットルレスポンスはより鋭くなり、エンジンはいっそうダイレクトかつダイナミックに反応します。
PDK仕様車で、オートマチックモードを選択している時は、シフトアップのタイミングが
遅くなり、シフトダウンはより迅速に行われるようになります。
またコースティング機能と、オートスタート/ストップ機能は自動的に解除されます。
・PDK・7速PDKは、マニュアルモードとオートマチックモードを切り替えることができます。
このデュアルクラッチトランスミッションは、駆動力を途切れさせることなく
瞬時にシフトチェンジを完了します。(シフトチェンジは100分の数秒以内に完了します)
また大幅な加速性能の向上と燃料消費量の低減を実現しています。
1速~6速まではスポーツ走行に適したギアレシオが設定され、6速で最高速度に到達します。7速は高速巡航に最適なギアレシオで、燃費の向上にも貢献します。
・PASM・PASMを装着すると、標準仕様車より車高が10mm低く設定されます。
PASMには”ノーマル”と”スポーツ”の2種類のダンピングモードが用意され、
ノーマルモードはパフォーマンスと快適性を重視した設定で、
スポーツモードを選択すると固めのセッティングへと切り替えられます。
急加速や急ブレーキ時、あるいは荒れた路面を走行する時など、PASMは様々な
センサーを用いて車の挙動をモニターします。991では、センサーをより多く配置することによってデータ処理能力を向上させ、いっそう効率的な制御が行われます。
センサーから送られたデータを解析すると、選択されたモードに応じてホイール個別に
ダンパーの減衰力を調整します。
スポーツモードを選択時に路面のグリップが設定された水準を下回ることが検知されると、
システムは直ちにダンパーのセッティングを柔らかく切替え、
タイヤのグリップとトラクションを適正な状態に修正します。
路面のグリップが改善されると、再び本来の固めのセッティングが選択されます。
またノーマルモードが選択時に、車をダイナミックに走らせると、PASMは自動で
ダンパーを固めにセッティングし、より車の挙動が安定し安全性が高まります。
まだまだ新しい電子制御システムの設定や新しい技術の追加が行われた991。
最新が最良といわれてきた911ですが、是非この991でご体感してみて下さい!